図形のセンスを磨くには?
ラ・サールの問題、解きました。
めっちゃしんどい・・・。
こんなニッチな問題・・・
もうあの手この手・・・。
でも、エエ問題です。
エエ問題って、紐解くと、めっちゃシンプルです。
ホンマに基礎的なことが何層にもかぶさっていて、
そのかぶせ方が巧妙です。
でも、何かひとつのカギを外すことが出来たら、
一気に解決できます。
ただし、そのカギを見つけるのが大変なだけです。
しかしその一方で、
これはね~と思わず苦言を言いたくなるような問題もあるのです。
基礎のどれがかぶさっているのか丸見えのくせして、
おんなじことを何回も何回もさせる、
いわゆる、しつこい問題です。
この問題の出題意図は、
解く側に「あ、こんなんカンタンやん!」と思わせて、
時間を奪うのです。これが出題者の目的です。
入試の時間は50分。
この「蟻地獄」に時間を奪われたら、
あっという間に10分が消えてなくなります。
区別の仕方があるんです。
それは、目で解けるようになることです。
つまり、紙には書かず、図形を見ながら、
頭の中で、
(これはこうなって、ああなるから、
ほうほう、なるほど~・・・)
という作業が出来るようになること。
これが出来るようになったら、
「君子危うきに近寄らず」が可能になります。
この頭脳作業が出来る人の偏差値は65以上です。
え~、そんなん無理やん!
そう思ったあなたは、そこで終わり。
大切なのは、(出来るようになりたい!)と思えることです。
写真は、小学新2年生の生徒が、「Tパズル」を解いているところです。
旅館とか行ったら、
窓際のテーブルに置いてあるのをご覧になったことはありませんか?
先日紹介した「アボロ」よりも高度です。
解くカギは、あるひとつのパーツ。
およそ「なんじゃこれ?」と思わせる奇妙な形をしています。
それをどのような視点から見るか・・・。
もうひとつの写真は、中学新3年生が解いている図形問題。
実は、2学期後半に現れる単元です。
府立高校入試C問題対策をもう始めています。
夏休み以降にしていたら、到底間に合わない!
「Tパズル」と「図形の対策問題」。
繋がっているのです。
円はどこから見ても円です。
あたりまえやん!
だからおもしろい!
どこから見ても円・・・ということは、
どこから見てもエエやんということです。
視点をどんどん変えれば、見えないモノが見えてくる。
同じ発想でしょ?
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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