偶然なんかな・・・?

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こんなことって、あるんですね。

不思議というのか、ちょっと怖い体験をしました。


先週の日曜日、スーパー銭湯へ向かうときのことです。

各停を待っているホームで通過列車を見送るとき、

何か得も言われぬ恐怖を感じました。

 

私が乗降する駅は各停しか止まりませんし、

スーパー銭湯のある最寄りの駅も同様です。

 

自宅のほんの近くに駅があります。

かなり長い直線の線路が続く場所に駅があるので、

通過する列車もかなり速度を出しています。

 

ですから、列車が通過するときは、

ホームの奥に下がって通過列車をやり過ごすことが多いですね。

 

いわゆる、安全第一という精神です。

 

何の気なしに通過列車をやり過ごすことが多い私ですが、

この日は特別でした。

 

通過列車が近づいてきて、今まさに駅にさしかかろうとしたとき、
異様な恐怖を感じたのです。

 

上半身を何か冷たい大きな手で

それも背後から突然軽くきゅっと握られるような・・・。

 

冷ややかで胸の奥が痛くなるような、筆舌に尽くしがたい恐怖感です。

 

この異様な恐怖を感じたら、必ず誰か(見知らぬ人でも)命に関わることが
起きることが多いのです。

 

この感覚、中学1年生頃から突然目覚めたのです。

親父様も、ばあちゃんも、オフクロ様、親戚のおじの死を、

半年前に予期していました。

 

半年間、その「恐怖」に、

ことあるごとにまとわりつかれているのを感じていましたから・・・。

 

でも、逆もあるのです。

ばあちゃんが80歳で腸閉塞を起こし緊急入院したとき、

手術をしても助かる見込みは五分五分と外科医から宣告を受け、

手術室の前にみんな集まっている中で、

私ひとりだけが、病院に来る途中で立ち寄ったコンビニで買ったサンドウィッチを

平然と食べていました。

 

それを見たオフクロ様が、

「アンタ、ようこんなときにパクパクと・・・!」と咎めかけたのを

「大丈夫やで。生きて返ってくるから。」と、

さも分かっていて、決めつけるように即答したのです。

 

病院の近くをさしかかるとき、

「助かるよ」という気配のようなものを感じたからです。

 

でも、超常現象は見たことないし、

魑魅魍魎(ちみもうりょう)のたぐいに遭遇したこともありません。

 

ごくたまに、気配を感じることはあっても、全く見えません。

 

午後7時から塾舎に戻って仕事があったので、

午後4時にはお風呂から上がる予定でいたのですが、

何を思ったのか、

(もう30分ほどゆっくりしようかな・・・)ということで、

結局その施設を出たのが午後4時45分ごろでした。

 

その駅にたどり着くと、「遅れ75分」の掲示があって、

どことなくイヤな空気が流れていました。

 

それでもホームにあがると、

普段はそんなに待っているお客さんがいない時間帯やのに、

駅員さんが、上下のホームに3人ずついてはって、

列車を待っているお客さんもかなり多く、

「危険ですから、下がってお待ちくださ~い!」と

物々しいのです。

 

雰囲気で、「事故後の処理」が終わった直後だと感じました。

 

帰宅してWebで確かめたら、やはりそうでした。

通過する列車に飛び込まはったんですね・・・。

午後3時15分頃のことだそうです。

 

現場検証が終わるまで駅の改札は閉鎖されていたそうで、

それが再開されたのは午後4時30分頃だったんやそうです。

 

私が自宅近くの乗降駅で見送った通過列車での事故ではなかったようですが、

このとき感じた「恐怖」の正体は、どうもコレやったみたいです。

 

それにしても、最近、人身事故が多いですね。

 

事故に遭われた方には大変申し訳ないのですが、

その人の想念やとか、

事故の現場の空気とか、

その他もろもろの目に見えん魑魅魍魎のたぐいにとらわれたり

影響を受けたりしないように、

気持ちをシッカリ持っとかんとアカンなと思う次第です。